"モノ"から"ココロ"へ
経済主義は近代の特徴でした。
しかし、行きつくところまで行って、その経済主義を越える動きが出てくるわけです。
モノよりもキブンのよさやココロの喜びが求められてきます。
・・・例えば、生活のゆとりとか、アメニティ(快適さ)とか、あるいは趣味や教養といったものへの要求、そういう非経済的なものに対する要求が強まってくることになります。
現に日本もそうですが、これからますますそうなるでしょうことは確実です。
これらはどれも生活様式や生活要求の変化にかかわることであり、生協にとっていずれも決定的に重要な動きといわねばなりません。
生協は食料品の供給だけでなく、トータルとしての人間生活の安定・向上に資することを目ざすものだからです。
日本の、今日の基本動向のうち、国際化の新しい展開もここにあげられねばならないでしょう。
まず強調しておきたいことは、すでに進みつつある新しい国際化の動きです。
高度経済成長を通して日本の経済の実力が上がり、それが一つの大きな引き金となって、円高が非常に進んでいます。
円高は、日本のカネの値打ちが上がるということですから、外国にとっては日本の品物の値段が高くなり、日本にとっては外国の品物が安くなるということです。