生活ニーズの変化
一つは、わけても生活ニーズの変化にかかわるものです。
時代の転換のなかで、人々の生活ニーズ、生活のスタイルも大きく変わってきつつありますし、今後も変わっていくはずですが、生協も生活運動として当然に、それらに対応していかねばなりません。
そういう角度からして、生協の事業なり運動なりは、これからどういう方向をとっていくべきだろうか、ということです。
もう一つは、社会体制にかかわってくることです。
今日、個人主義的な方向も全体主義的な方向も行きづまって、新しい体制が模索されていますが、生協はもともと人格的な協同社会を目ざす一つの社会運動でもあります。
生協運動は、ですから、生活運動であると同時に社会運動でもあります。
そういう角度から見た場合に、今日この生協がもつ意義、あるいは果たすべき役割は、どういったものになるでしょうか、ということです。
まず、生活ニーズの変化に対応する生活運動としての生協運動の方向を見てみましょう。
先に、転換する今日の時代状況に関連して、人々の生活のニーズが大きく変わっていること、ことに日本において大きく変わってきつつあることに触れましたが、これをまとめると次のようになるでしょう。
ハミルトン ベンチュラなどブランド品もそうですが、モノへの要求の変化すでに述べた通り、社会が成熟し、モノの満ちあふれる「豊かな社会」になってしまいました。
こういう状況のなかで、いわゆる「モノ離れ」が進んでいます。