がんばる小企業 4
フォーチュン誌はアメリカ電話電信会社(AT&T)のデレギュレーションのケースについて、次のように書いています。
「・・・AT&T内部のものに言わせれば、それは「文化的列車残骸」にもひとしかった。
103年間にわたって規制独占体として、AT&Tは便利、安直かつ世界的な電話事業を中心にうち立てられた、広大な企業文化を創りあげた。
AT&Tの人びとが"1184"と呼んだその運命の日、その解体の結果、世界最大の企業は八つ裂きにされ、にわかにその文化は廃棄物、生き残りの必要に対する障害物にされてしまった。
従業員はもちろん、顧客までをも打ちのめした不本意、哀惜、目にみえる苦悩のなかで、年老いたベル母さん(MABELL)は歯を食いしばって、会社の競争的立場が取り返しがつかなくなるほど崩れ去らないようにと、清新で力ある習慣を新たにつくり出そうとつとめている・・・。」
・・・いまだにこのようにベル母さんと親しまれているAT&T社は、いうまでもなく電話発明の父、アレクサンダー・グラハム・ベルの創設した会社です。